馬犬 -Baken-

馬犬(ばけん)さんは、2000年代後半のニコニコ動画において、過激な検証動画や料理動画で一世を風靡した伝説的な投稿者です。長年の沈黙を経て、2019年に美少女VTuber「馬犬vt」として電撃復帰を果たし、古参ファンから新規リスナーまでを驚愕と爆笑の渦に巻き込みました。

彼の活動は、一言で言えば「狂気と独創性の融合」です。

1. ニコニコ動画時代の「伝説」

VTuberになる以前、馬犬さんはニコニコ動画で数々の記録(と爪痕)を残しました。

  • 「ハイポーション」の生みの親: 最も有名な動画の一つが、ゲーム『ファイナルファンタジー』に登場する回復アイテム「ハイポーション」を、大量の栄養ドリンクや漢方薬を煮詰めて現実で再現・飲用する動画です。
  • 独特すぎる「馬犬スタイル」: 馬のマスクを被り、上半身裸にサスペンダー、そして残像が見えるほどの異常に激しい動き(倍速編集)と、支離滅裂ながらテンポの良い字幕解説。このシュールかつエネルギッシュなスタイルは「馬犬中毒」と呼ばれる多くのファンを生みました。
  • 料理動画の変革: 「特製肉まん」や「お菓子作り」など、料理動画でありながら、完成品よりもそこに至るまでのカオスな工程や、謎のハイテンションが主役となるスタイルを確立しました。

2. VTuberへの転生と「馬犬vt」としての活動

2019年9月、約10年の時を経て突如としてYouTubeに現れた彼は、驚きの姿で再デビューしました。

  • 衝撃のビジュアル: かつての「馬マスクの男」から一転、「美少女」の姿で登場。しかし、口を開けば(あるいは動き出せば)、中身はあの頃の「馬犬」そのままでした。
  • 変わらぬ「狂気」のクオリティ: VTuberになっても、激しい動きや独特の編集、そして「命を削っている」とすら思わせる過激な検証企画は健在です。3Dモデルを活かして、かつての自身の動画(実写)を再現するなどのセルフオマージュもファンを喜ばせました。
  • 企業との関わり: 個人勢としての奔放な活動を見せつつも、一時期はVTuber事務所への所属や、他ライバーとの関わりも見られましたが、基本的には「馬犬」という唯一無二のジャンルを貫いています。

3. 馬犬さんの核となるキャラクター性

  • 天才的な編集センス: 動画のテンポ、フォントの選び方、音の使い方が非常に独特で、短時間で強烈なインパクトを与える手法に長けています。
  • 「体を張る」姿勢: かつてのハイポーション飲用から変わらず、VTuberになっても物理的な限界やシュールな状況に挑戦し続ける姿勢が、多くのリスナーの尊敬(と心配)を集めています。
  • 「ばあちゃる」さんとの関係: 同じく馬マスクを被るVTuberの先駆者「ばあちゃる」さんと混同されることがありますが、馬犬さんは「実写(俺)の方が先だ!」とネタにするなど、自身のオリジナリティに誇りを持っています。

まとめ

馬犬さんは、ニコニコ動画の草創期に「ネット動画の面白さと狂気」を体現した伝説の男であり、現在はその魂を美少女アバターに宿して暴れ回る「転生型レジェンドVTuber」です。

10年以上の時を経ても色褪せないその独創的なユーモアと、常にリスナーの予想を斜め上に裏切る企画力は、まさに「インターネットの怪人」と呼ぶにふさわしいものです。古き良きニコニコの空気感を現代のVTuber文脈にアップデートし続ける彼は、これからもネット文化の最前線で私たちに「意味不明な感動」を与え続けてくれるでしょう。

★評価について

・過度な批評=誹謗中傷はNGです 
・アンチマナー行為、配信外での暴言等は証拠とともに「情報報告板」へ
 こちらで精査後、各配信者ページの「レビュワー報告情報」に載せます。
・何が嫌いかより、何が好きかで人を語れよ!!!

馬犬 -Baken-

  • 2007年にニコニコ動画に「ハイポーション作ってみた。」を投稿したことで一世を風靡した伝説的なニコニコ動画投稿者。馬のマスクをかぶった素朴な実写動画がニコニコ動画黎明期にバズを生み、2007年〜2009年頃にかけてニコニコ動画内で絶大な存在感を示した。その後は動画投稿を停止し約10年以上の沈黙期間に入っていたが、2019年2月よりXにて「Beginning_BKN(準備中)」名義で活動を再開し、「ビギニングちゃん(仮)」の愛称でフォロワーを獲得。キャラクターデザインをLAM氏(九条林檎・AVATAR2.0の九条家キャラなどを手がけたイラストレーター)、3Dモデル制作をヒノイチ氏(HIMEHINA・田中ヒメ・鈴木ヒナを担当)が担当した
  • 2019年9月2日に「馬犬VT」として正式デビュー。初投稿動画でニコニコ動画の伝説的投稿者・馬犬その人であることを明かし、その衝撃でXトレンドに「ハイポーション」「馬犬」などのワードが入り込み、わずか2日でYouTubeチャンネル登録者数が139,533人に到達するという「VTuber史上かつてない華々しいデビュー」と称される記録を打ち立てた。デビュー時の話題性はVTuber界隈のみならずニコニコ動画ユーザーへの郷愁とも重なり、ネット文化の世代を超えた祭りとなった
  • 2020年6月時点でYouTubeチャンネル登録者数は20万人を突破。VOMSプロダクション(GYARI氏主宰)とのコラボ配信なども行いVTuber界隈での存在感を発揮したが、その後は動画・配信の更新が大幅に減少。最後の動画は2020年12月5日投稿のものとなっており、2022年以降もXでの発言は続いており完全な引退宣言はないものの活動は休止状態が続いている。YouTubeチャンネル登録者数は2025年時点で16.6万人を維持しており、休止状態ながらもファンから復活を待ち望まれ続けている
No votes yet.
Please wait...
0 Comments
Oldest
Newest Most Voted