
鈴原るるは、にじさんじに所属していた元バーチャルライバーであり、その可憐な見た目と声からは想像もつかない**「鋼のメンタル」と「圧倒的な根気強さ」**で知られ、伝説的なゲーム実況者として人気を博しました。
概要
2019年4月29日ににじさんじからデビュー。女子大に通う大学2年生で、由緒正しい家柄の「箱入り娘」という設定でした。世間知らずなところを直そうと配信を始め、好奇心旺盛な性格で様々なことに挑戦していました。ファンからは「るるちゃん」「こんるる」などの愛称で親しまれていました。
活動期間は2019年4月から2021年6月までの約2年と短かったものの、その間に残した功績と伝説的な配信の数々は、今なお多くのVTuberファンに語り継がれています。
伝説となったゲーム実況
彼女の配信スタイルを象徴するのが、超高難易度ゲームへの挑戦です。
- 『超魔界村』:何度もゲームオーバーになりながらも、決して心折れずに15時間かけて1周目をクリアした配信は、彼女の驚異的な忍耐力を示す代名詞となりました。
- 『リングフィット アドベンチャー』:筋力トレーニングを行うこのゲームを、10時間以上連続でプレイしても疲れを見せないほどの異常な体力も話題となりました。
- 「化け物」「人間じゃない」:おっとりした外見に反して、高難易度ゲームをクリアするまで止めない姿勢から、視聴者からは親しみを込めて「人間じゃない」「化け物」などと称されました。
また、デビュー当初は約1ヶ月間、配信にラグがある状態で高難易度ゲームを攻略し続けており、その集中力と適応力はリスナーを驚愕させました。
卒業と引退
鈴原るるさんは、2021年6月24日、自身の誕生日に行った歌配信の終盤で、同年6月末での卒業・引退を電撃的に発表しました。
引退の理由については、最終配信(6月30日)にて、複数の理由がある中で、自身や身の周りの人間への直接的な影響が伴う問題が続き、その内容を詳細に説明できないまま活動を続けることが「中途半端になってしまうことが嫌だった」と述べました。
最後のゲーム実況では、高難易度で知られる『帰ってきた 魔界村』を30時間にわたってプレイし、その根気強さを最後まで見せつけました。この配信には、開発元であるカプコンの公式Twitterが反応し、激励の言葉を送るというエピソードも生まれました。
まとめ
鈴原るるは、清楚なお嬢様の皮を被った最強のゲーマーであり、その強靭な精神力と情熱によって、高難易度ゲーム実況というジャンルをにじさんじ内で確立させた功労者です。活動期間は短くとも、彼女が示した困難に立ち向かう姿勢と、最後までファンへの感謝を忘れなかったそのプロフェッショナリズムは、今もなお多くの人々の記憶に強く刻まれています。
★評価について
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