
郡道美玲は、にじさんじに所属していた元バーチャルライバーです。Sっ気溢れる男子校の女性教師というユニークな設定と、その裏にある高い知性、そして遠慮のない毒舌と情熱が融合した強烈な個性で、多くのファンを熱狂させました。
概要
2019年1月ににじさんじからデビュー。公式プロフィールでは「Sっ気溢れる男子校の女性教師。四捨五入でまだ20歳。酒とつまみを愛している」と設定されていました。ファンを愛情を込めて「子豚(こぶた)」と呼ぶ配信スタイルで、一躍トップライバーの仲間入りを果たしました。
活動の中心はゲーム実況や雑談配信ですが、彼女の大きな特徴は、その個性的なキャラクター性と多岐にわたる才能にあります。特に麻雀配信で人気を博し、多井隆晴プロをはじめとするプロ雀士との深い交流を通じて、VTuberでありながら麻雀界を盛り上げる立役者の一人となりました。
特徴と功績
- 「Sっ気教師」と「人間味」のギャップ:
- 常に「天上天下唯我独尊」という強い自己意識を持ち、配信ではリスナーや共演者に対して容赦ない毒舌や煽りを見せることがありました。しかし、その裏側には知性や、仲間への優しさ、そしてファンとの絆を大切にする人間味があり、この二面性が彼女の大きな魅力でした。
- 職業である教師としての知識を活かし、過去には歴史の授業配信なども行っており、その分かりやすさから視聴者に好評を得ていました。
- 麻雀界への貢献:
- 趣味はお酒ですが、ゲームでは麻雀に熱中。元天鳳九段というプロ級の実力を持っており、プロ雀士から直接指導を受けるほどの腕前でした。
- 2021年には、麻雀漫画**『郡道先生、それロンです。』**で主人公・原案を担当するなど、VTuberという枠を超えて麻雀文化の普及に貢献しました。
- コラボレーション:
- 同期の神田笑一とのコンビ「ぐんかん」は、まるで熟年夫婦のような息の合った掛け合いで人気を集めました。また、「SKB部」と呼ばれるユニットのメンバーとしても活動し、その明るく荒々しいキャラクターは、多くのコラボレーションで笑いを生み出しました。
卒業という決断
郡道美玲は、2023年6月21日をもってにじさんじを卒業しました。 卒業直前の2023年3月には、WBCの実況ツイートで不適切な発言があったとして、運営から謹慎処分を受けていました。この処分期間を経て、卒業が発表されましたが、運営は卒業が「双方合意のうえ」であることを伝えています。
まとめ
郡道美玲は、VTuber界において、その「炎上すらもエンタメにする」かのような強烈な個性と、高い知性で一時代を築きました。教師という設定とは裏腹の自由奔放な言動と、麻雀や知識といった分野で示すプロフェッショナルな側面が、彼女を唯一無二の存在たらしめていました。活動は終了しましたが、彼女が配信シーンに残した功績と、ファンとの間に築いた強烈な信頼関係は、今もなお多くの人々の記憶に刻まれています。
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